【いとしのクム・サウォル】ドラマ情報EX|キャスト紹介・評価が低い理由を徹底考察etc

★★☆☆☆
【いとしのクム・サウォル】
■ 基本情報
・原題:내 딸, 금사월(私の娘、クム・サウォル)
・日本タイトル:いとしのクム・サウォル
・監督:ペク・ホミン(「私はチャン・ボリ」ほか)
    イ・ジェジン(「願いを言ってみて」ほか)
・脚本:キム・スノク(「私はチャン・ボリ」ほか)
・話数:51話
・放送年:2015年
・公式サイト:https://www.bs11.jp/drama/geum-sa-wol/

■ おすすめ度   ★★☆☆☆

なんかチャン・ボリに似てる…と思ったら製作陣がほぼ同じ💡
ならば期待できる・・・のか?と思いきやこれは残念なドラマ…

話の展開は面白いのですが、
チャン・ボリの時も気になった偏見たっぷりなセリフ
(チャン・ボリの時はシンママ関係。今回は孤児や育ち関係。)
他の韓ドラでも保守的で頭の固い年寄りが古い価値観からひどいことを言う場面は多いけど、
それは「そういう一昔前の人だから」ってキャラ付けができてる前提あってのことで、
このドラマの場合はナチュラルに、登場人物のキャラ関係なく随所にそういうセリフが散りばめられてて、この脚本家さんのデフォルトがこれなんでは、としか思えない感じ。
それが気になって、忘れたころにまた出てくるからまた「はぁ~」ってなって。

この人物設定が甘すぎる問題は結局全編に引きずるわけで、
脇を固める登場人物が、何のエピソードもなく唐突な行動をとったり
謎行動あっても、まあ見てるうちにいずれは説明があるだろうと思いきや結局ない…
など、設定や回収にあまりにも雑な部分が多くて、
これは脚本間に合ってないのか
韓ドラあるあるで視聴者の反応見て方向性がぐいんぐいん反復運動してる結果なのか、
登場人物設定とキャストのミスマッチなのか(それはなさそうと思うけど)
こっちも長丁場付き合ってるんだからもうちょっと丁寧に描いてくれよ!と思ってしまったよ。

話の筋はとても面白くて、
親たちの過去の確執→養護施設で起きた事件→3人の女の子たちの施設崩壊後の人生→それぞれ生みの親に出会えるのか・・・?
っていう柱の筋があって、
ドゥゲのマヌへの復讐というもう1本の柱があって
サウォルが実親と会えるまでのさらに1本の柱があって
とすごーくしっかりしたお家が建つはずだと思うのよ?
なのにその柱を肉付けする人物設定が足りないし、背景も足りないしで
マクチャンへの「ええ?!」じゃなくて「へぇ?!」って変な声が出るシーンがいっぱい。

中盤まではトントンと話が進み、もう少し引っ張るのかしら?と思ってた出生の秘密も早々と明るみになりテンポよく飽きずに見れるのに・・・もったいない。

お待ちかねのドゥゲの復讐フェーズに入ったと思ったのに
あれ?それで終わり?あ、まだあるよね…え?そんなやり方?!
って感じで、25年耐え忍びながら親を殺され子供まで手放して準備したのよね…?
一体何してたん?
長編ドラマの復讐フェーズで「そんなもんかい!」「それで気が済むんかい!」ってやつはほんと勘弁してほしい。わたしの性格が悪いみたいじゃん。

復讐開始からラストまでがほんとに長〜い。
小出しに来るから飽きないっちゃー飽きないんだけど、どこでスカッとすればええの…?とも思う。

物語の主人公(サウォル)と復讐の主人公(ドゥゲ(母))が別々だとやっぱり火力不足になるのかな…
もうあの人もこの人も突っ込みどころ満載なので、ちょっと↓の登場人物一覧も見ていってください。
怒られるわ!、くらい書いてます(m´・ω・`)m ゴメン…

■登場人物

 🏠 オ家 

この外観なのに娘たちは大人になっても相部屋。間取りは推定2LDK。

養父:オ・ミノ(演:パク・サンウォン)

サウォルの実父でヘサンの養父。千秘宮建築事務所のオーナー建築士。若い時から詰めが甘く、マヌには仕事と婚約者を取られまだ子供のヘサンにまで騙され実子を見失う。そういや松の木も取られた。

養母:ハン・ジヘ(ト・ジウォン)

ドゥゲの旧友でヘサンの養母。極秘出産のためにドゥゲが隠れた病院の看護師。そこで夫 ミノとも出会いドゥゲの元婚約者とは知らずに結婚する。優しく聡明でこのドラマの登場人物の中で最も行動に説得力がある。

養女:オ・ヘサン(パク・セヨン(子役:イ・ナユン))

カジュアルスタイルの時が特に綺麗
子ども時代からとんでもない性悪

実子と信じたミノによりオ家の養子に。千秘宮唯一の所属建築士だが仕事はろくにせず設計図とか何かと盗んではマヌに貢ぐ。御曹司を見つけたらすぐにロックオンする。
クム園長の実子で聖母ジヘに育てられたのにどうしてこの仕上がりなのかよくわからない。
両親がいない子はナチュラルボーン性悪で当たり前だから説明不要とでも思っているのか、ただ単に手抜きなのか。

居候:クム・サウォル(ペク・ジニ(子役:カル・ソウォン)

関根麻里にどんどん似てくる
レッスンを見てるだけでバイオリンをものにする神童

ミノとドゥゲの実子だが、事故で死んだ養護施設園長の娘だと信じて育つ。建築士を目指しながらミノの元で働く。
名前=タイトルの割に影が薄すぎる。振り返ってみても書きたいことが関根麻里に似てる以外にない。

🏠 カン家(ボムグ建設(財閥?)) 

韓ドラによく登場するパラソルのあるあの白い家

父:カン・マヌ(ソン・チャンミン)

チャンビンの父。ドゥゲの父に建築士にまで育ててもらうも逆恨みして会社も家もドゥゲも奪う。良心の呵責を知らないのでまだまだ悪事を重ねまくる。
モラハラ夫ってどんなん?=こういう人です。この人だけは人物設定も行動原理もはっきりしてて良いのに、いつものソン・チャンミンを大いに発揮して後半は「おもしろ」になってしまう。

母:シン・ドゥゲ & ヘザー・シン(チョン・インファ)

ドゥゲの時。美しい・・・
変装後。これが見抜けない、は無理がある

ミノと婚約していたが陰謀によりマヌの妻となる。詐病で入院し密かにサウォルを出産。施設に捨てる。マヌへの復讐を誓い、その後も結婚生活に耐える。25年も準備期間があった割には復讐の手際が悪い。
復讐の鬼にもなりきれず母にもなりきれず、結果別人に変装してしまうという訳のわからない手法を採用してしまい、当然結果は最悪なところに着地する。

長女:カン・ダルレ(イ・ヨンドゥ)

次女:カン・チルレ(カン・レヨン)

チャンビンの姉。子どものくせに継母のドゥゲをいびる性悪姉妹。

長男:カン・チャンビン(ユン・ヒョンミン)

ドラマ終盤まで一定のビジュを保ち続ける河合郁人。
子役時代。チャン・ボリにも出てたあの子。

カン家の末っ子長男。ザ・財閥の息子って感じだが変な家で育った割には根がまとも。
サウォルに片想いしてる時が可愛い過ぎた。どんどんいいキャラになってたのに、この人も終盤で意味不明な行動をとって無理やり話をややこしくしてしまう。

祖母:ソ・グクチャ(パク・ウォンスン)

序盤は髪色が定まらない。

マヌの母、チャンビンの祖母。やっと最近治りかけていた「冬鳥」のトラウマが再発しそうな鬼姑ぶりを今作でも見せる。しかし、韓ドラ特有の「年寄りは痛めつけてはいけないの法則」が発動し、終盤にかけてじわじわと憎めないキャラへとシフトチェンジしていく。

愛人:チェ・マリ(キム・ヒジョン)

マヌの元嫁、現愛人。チャンビンらの実母。清楚なドゥゲがどタイプのマヌの初婚がなぜマリだったのか納得のいくエピソードは最後までない。

🏠 チュ家 

父:チュ・ギファン(アン・ネサン)

またしてもわからんちんの父親役

サンウの父。父子ホームレスだったのになぜか生まれたオウォルが施設の崩落事故で行方不明になり探し続けている。慎重な性格なのにここぞというところで早とちりを繰り返し、人を見る目がとことんないのに表は古物商、裏は貸金業の隠れ大富豪、というすべてにおいて設定が適当なキャラ。この人の勘違いさえなければ半分の話数で話は落ち着いた。まあ、韓ドラってそういうもんだけど。

長男:チュ・セフン(ト・サンウ)

父とのホームレス時代にドゥゲの父であるシン会長に救われた恩でドゥゲの隠れナイトをしている。父の遺伝で人を見る目がないのでヘサンに一目惚れしてしまう。かっこよかったのにヘサンの本性に気づいた途端、ぐっと老け込むところを見てほしい。

🏠 イム家  

父:イム・シロ(チェ・デチョル)

ホンドの夫で2児の父。ギャンブル依存。子どもの頃はお調子者なだけでいい奴だったのにどうしてここまで悪人になったのか。この人もイマイチよくわからない。

妻:イ・ホンド/チュ・オウォル(ソン・ハユン)

とにかくずっとかわいい。

サウォルとヘサンの施設時代の親友。崩落事故の後、瓦礫の中からシロ親子に発見され長じてシロの妻となる。考える前に動く危ないキャラだ…と思ってたら案の定、命の危険に遭いまくる。
後半、わけがわからない感じになったのは、このサウォル周りの話が面白過ぎたからだと思う。ほぼ主人公。

長男:イム・ウラン(イ・テウ)

長女:イム・ミラン(キム・ジヨン)

チャンボリに続きまた凧揚げしてる。

⭐ その他 

クムビッ園園長:クム・ヒョンシク(キム・ホジン)

サウォル、オウォル、ヘサンが育ったクムビッ園

養護施設クムビッ園の園長。グクチャが子供の産着を取り替えたせいでサウォルを実子と思っていたが、倒壊事故の直前にヘサンが実子であることを知る。こんな善人が恋人を妊娠させて出産まで気づかないとか無理ありすぎる。

■ シチュエーション&韓ドラあるある

・出生の秘密

  なかなか手が込んでいるが、ここの設定にこだわり過ぎて周辺ストーリーに無理が生じている

・崖から落ちて生死不明

  数あるこのシチュの中でもダントツでかわいそう。

・車の事故で生死不明

  かなり脱出難易度高めな事故なのに「頑張って這い出した」で片づける杜撰さは意外に好き。

・実は大富豪

  隠れ大富豪だろうなとは薄々気づいてはいたがちょっと桁が違うレベルの大富豪で面白い。

■その他ドラマ情報

建築士たちの物語でもあるので作中にはいろいろな建物やモニュメントが登場します。

デジタルメディアシティ(DMC)にある「THEY」(第17話)
同じくDMCにある「ミラーマン像」(第17話)
韓ドラではお馴染み、安藤忠雄設計の「ミュージアムSAN」
MBC新社屋ビル ドラマではこのビルがポムグ建設社屋

■小ネタ&プチ情報

・不自然過ぎるパナソニック製品の突然の登場

部屋のドレッサーで突然泡洗顔しちゃう…!

パナソニック 美顔器 濃密泡エステ

わたしも現行モデル↑がかなり欲しいと思ってはいるが、絶対寝室で使うものではない。

(本来の製品特性を無視してとにかく登場させたれ!という韓ドラの適当なところが大好き。)

これ、何にアイロンかけてるの?まさか靴下…?

パナソニック スチームアイロン

うちのアイロンと同じ 笑 海外でもかなり人気だそうですが、特に韓国ではこのスケルトンデザインが受けそうな気はします。

・鳥類恐怖症(18話)

わたしも鳥を飼っている方には申し訳ないほど鳥が怖くて仕方ないのですが、18話でチャンビンが「鳥類恐怖症なんだ」と言うシーンがあって、鳥が怖い、にちゃんと名前があるんだ…!と鳥が怖い歴ウン十年にして初めて聞いたので調べてみたらほんとにあるみたいです。

■ 配信サイト情報  (2026.9.20現在)

更新日現在で「いとしのクム・サウォル」を配信しているサイトは以下のとおりです。

・NETFLIX✖
・U-NEXT〇見放題配信中!
・Hulu✖
・Amazon Prime 〇Channel K にて見放題配信中
・FOD✖
・Lemino✖
・Abema✖
Abema,Azazon Primeは有料登録で広告なしへの切り替えが可能。

なが~いドラマ情報をここまで読んでくださりありがとうございました_(._.)_

気に入ってくださった方はこれからもどしどし長文レビューをお届けしますので
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